50代での転職はありません。独立を視野に入れましょう。
Posted by ENNA on 2008 年 1 月 20 日
50代での転職はないという表現は若干言いすぎかもしれません。
一般企業であれば部長か役員になっている年齢ですし、大企業であれば、エリートは本体、そうでなければ子会社の幹部になっている頃でしょう。ここから転職を考えるとなると、受け入れ側の体制の問題が大半を占めてきます。
もしあなたが50代であれば、同年代の部長が横に、または上に来たらどうされますか?
会社のことも知らないのに、いきなり現れて同じ給与で、今まで何をしてきたんだ俺は・・・なんて考えてしまうかもしれません。
会社の人事も同じことを想定しています。なので、年齢の高い人材の採用には躊躇するのです。
今がんばっている社員が不安になるような採用にはなかなか踏み出せないので、 今いる社員を活かすために若手の人材を募集することになります。
でも、会社を経営している立場からすると、やはり事業責任者は、その事業で成果を出せる方を求めたくなりますから、引き抜きを含めた採用活動には目を光らせるわけです。
これを個人側で考えるとするならば、引き抜かれる人材になっていてください。ということになります。
私自身が対応しているヘッドハンティングでの依頼の中では、50代の募集は役員・執行役員(実質部長)しかありません。
どちらも任期があって、実績が出なければ辞めて頂くという前提でのお話しです。
中には、会社内の権力闘争でゴタゴタしていて、社内のパワーバランスを見て増員をかけていく、小数派を少数にしていくための採用もあります。
サラリーマンの世界から見ると、ネガティブに考えてしまう事象であっても、そう思わずに働ける方法がひとつだけあります。
それは、独立して自身の会社を設立することを念頭にして、一時的な実績作りのために他の会社で役員を務めておくものです。
会社組織を離れるということは、かなり大きな不安を持つ行動になります。
ですので、独立することが目的ではなく、独立することになっても不安のないように、今のうちにネットワークを広げておくのです。ただ一緒に飲むのではなく、先10年~20年について話のできる同年代とできるだけ多くつながっておく必要があります。
また、若手の社員や知り合った若手ビジネスマンとも情報交換を積極的に行うことで、40代~50代の経験を必要としている会社が見つかることもあります。そういった様々なネットワークを広げて、リスクをできるだけ回避できる準備を行っておくべきだと考えています。
まずは、自分自身の周りを見渡して、自分が知らないものに触れる習慣を身につけてください。



