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Wednesday, February 8, 2012

ジョブ・カード制度の幻想

Posted by ENNA on 2008 年 2 月 7 日

今年の4月から始まるものに「ジョブ・カード制度」というものがあります。

一般的には、フリーターを契約社員にして、続いて正社員にするというものです。

しかし、日本の労働法制度の中で、障害者雇用は制度化されているものの、フリーターを正社員で採用しなければならないという制度はまだ存在していません。ルールも罰則もないいわゆる理想形のままに「ジョブ・カード制度」と呼んでいるものになります。

ちなみに、日本にはキャリアコンサルタントと呼ばれる人材斡旋業者の社員が5万人いるそうです。私もそのうちの一人でしたが、基本的に企業の要望に合わなければ、採用させることはできないわけですから、あくまでもアドバイザーでしかありません。制度で守られているわけでもないのです。

では、この明確なギャップをどのように埋めるのでしょうか。

実際のところ、日本の環境対策と同じで、枠組みというか社会の構造として、きちんと制度化しないものは、基本的に実現しないわけです。京都議定書でさえ実現できていない日本で、ジョブ・カード制度は、制度となるのでしょうか。

もっと言えば、日本企業における正社員が本当に安定した立場にいるのか、また、正社員ではない方々を安定させるための制度をバックアップで持っているのかということになります。

労働基準法に定められた解雇要件が強固なため、有期の社員採用が強化されている中で、「ジョブ・カード制度」を導入する日本の労働法制度はどこへ向かうのでしょうか・・・。

ちょっとだけ疑問が残ります。





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