正社員転職への逆風になるか? 新卒採用6年連続増
Posted by ENNA on 2008 年 3 月 21 日
株式会社ENNAでは、派遣社員・フリーターの正社員転職の支援を行っております。
この活動は、企業の中途正社員採用の方針によって左右されるわけですが、ここ最近の新卒採用の強化には目を見張るものがあり、やや不安視しております。2000年頃は、氷河期・超氷河期と呼ばれ、現在30歳前後の方々は就職先がないという状況に追い込まれました。
そしてその頃に就職活動を行っていた方々が、派遣社員やフリーターとして働き始め、 現在は後に2003年以降に就職した正社員の下で働いている状況が生まれております。加えて、企業人事担当者は、正社員採用には正社員勤務者を採用する傾向があります。
その壁は想像以上に高い物となっている現状にあって、サービス業の人材確保のための正社員化ではなく、本当の意味での正社員への転職のあり方については、派遣・フリーター在職期間から、十分な自己投資とコミュニケーションスキルの向上が求められております。
本日の日本経済新聞の1面は、『 来春大卒採用、9.1%増・日経調査、6年連続増加』
主要企業が来春も新卒採用を拡大する。日本経済新聞社が20日まとめた採用計画調査では、2009年度の大卒採用計画数は08年度実績見込み比9.1% 増と、6年連続で前年度を上回った。特に理工系へのニーズが高い。3月中に実質的な採用決定の「内々定」を出す企業は17%に達した。ただ一部のスーパー が採用計画数を減らすなど、個人消費の伸び悩みや株安の影響を懸念する動きもあり、採用計画数の伸び率は鈍化している。
大卒、短大・専門学校・高専卒、高卒を加えた総合計は7.5%増で、大卒と同様に6年連続で前年度を上回った。「売り手市場」が続く中、企業の採用意欲は依然として旺盛だ。(詳細は21日付日経産業新聞、日経MJで)(20日 23:02)
これを見る限り、もっとも人件費が安く、もっとも会社のために頑張れる新入社員が多数配属されることで、派遣社員・フリーターから正社員の道が狭まるだけではなく、派遣社員として大手企業へ入ることも困難になることが予想されます。
派遣社員・フリーターという非正規雇用の方々は300万人以上おり、日々、良い企業があれば転職したい、派遣契約から切り替えたいと考えています。その方々を置いて、正社員として勤務するためには、相当の努力と運が必要になります。
早めの準備を行うためにも、適切な情報を得て、着実に転職に向けて動いて頂きたいと思います。




