コーチングのトレーニング内容の欠陥・・・
Posted by ENNA on 2008 年 4 月 29 日
先日、とあるコーチングのトレーニング研修を拝見しまして。
研修会場には、管理職という役割をもらいながらも、派遣社員の扱いで困っていそうな男性社員の方々がいろんな会社から集まっていました。
折角、彼ら参加者が必死にメモをとり、話を聞き、今後どうしていこうかと考えているときに、講師の一言・・・
「このコーチングのトレーニングを受講された後、是非、職場で活用して頂いて、話を聞き出すようにして下さい。」
え?
「聞き出す?コーチング・スキルで?」
管理職の方々を前に、講師の先生も気を遣ったのかもしれませんが、コーチングの肝は「勝利へ達成へ導くこと」であって、講師の方は「メンタル・コーチング」をベースに考えていたのでしょうが・・・。メンタル・コーチングの基本として、目標設定とプロセス管理・指導がありますが、そのためのコミュニケーション力という意味での聞く力はコーチングのメインではないのです。
職場はそんなに甘くはありませんよ。
もし、コーチングのトレーニングをするとすれば、開講の第一声は以下の感じです。
「部下は、信頼できない上司に真実を話しません。仕事で評価信頼できないのに、仕事の相談をする必要が無いと考えるからです」
ここでピンとくるはず。
部下は、仕事で尊敬できる人を求めていて、別に話を聞いてくれるかどうかはどうでもいいのです。



