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Monday, February 6, 2012

やっぱり大手企業には敵わないなぁ ~新型インフルエンザ対策~

Posted by ENNA on 2009 年 5 月 8 日

当社が新型インフルエンザ対策のプロセスチェックリストを作成して公開し始めたのが2009年2月12日。

http://www.enna.co.jp/BCM/pandemic.pdf

そして損保ジャパンの子会社でチェックリストが作成されたのが2009年2月16日。

http://www.sjrm.co.jp/pandemicflu/pdf/flusheet_kokunai.pdf

当時はリストラ対策で週刊現代に協力記事を載せていた頃で、新型インフルエンザは随分と先のこと考えていましたからね。

それにしても対応が早い・・・。

内容もきちんと整理されているし、追加項目も入れているし、経営者に対する項目は当社が取り組みに内包させているのに対して、損保ジャパン社は別立てにしているから項目も多く見えるし。

敵わないなあ。

事業継続計画と労務管理業務、医療的な措置を整理して、こちらも対策の全体像を見直した方がいいかもしれないと思う。

ただ、実施する人という観点からすると、あまり広範囲なチェックリストは、チェックできない状況になるので、人事・労務実務経験者の立場からすると、若干疑問に思うこともあって。

やっぱり会社で展開できる着実なプロセスをまとめていくしかないと思うんですね。当社なりの考え方をまとめていくしかないのでしょう。

今は、リスクマネジメントを提供する会社や人事業務を請け負っている企業向けにノウハウ提供をしているけれども、早めにノウハウ移転して日本全体で夏以降の新型インフルエンザ対策を実行力あるものにしてもらって、当社はまた人的リスクマネジメント全般に戻さないといけないのかもしれませんね。

ここ10年間を振り返る セキュリティへの取り組み

Posted by ENNA on 2009 年 5 月 7 日

2000年頃、社会人になりたての頃に、ちょうどコンプライアンス経営というものがブームになりかけた時期がありました。

当時は、まだリスクマネジメントに決まった手法がなかったので、倫理的観点からのコンプライアンスというのが求められていました。

勤務地は兵庫県でしたので、震災復旧のリスクマネジメントから、花火大会での圧死や海岸の窪みで女児が亡くなる、そして市の助役が逮捕などリスクマネジメントのコンサルティングやトレーニングには事欠かないテーマがあるエリアでした。

その後、人材紹介会社に転職して、リスクコンサルティング業界を担当していたのですが、当時は個人情報保護法が出る2年前、セキュリティソフトメーカーなども担当していましたが「セキュリティ業界は儲からない」という話しがセキュリティ会社から聞かれるくらいの時期ですので、人材確保には本当に苦労しました。

縁あって、セキュリティ会社の管理部へ移ることになりましたが、やはりリスクマネジメントは儲からないという状況は続き、時々の特需を乗り切っていくことになります。

2000年にコンプライアンス経営を売り歩き、2002年からセキュリティ人材を売り歩き、2004年からセキュリティ人材を集め始める。そんな生活をしてきましたので、自然な流れでリスクマネジメント全般に触れていくことになりました。

2004年には個人情報保護法が発布されましたので、この取り組みが生まれ、落ち着いた頃の2006年にはISMSがISO27001に移行して、2008年には内部統制対応と2年おきにセキュリティ強化に向けての大きな流れができているように感じています。

では2010年は・・・

やはり新型インフルエンザ対策になるのではないかというのが、2000年からコンプライアンスとリスクマネジメントに触れている感想でもあります。実際には、2009年の夏からの新型インフルエンザの第2波からの対策が必要になりますが、今から対策が動き始めるのかどうかは若干疑問もあります。

パートナー企業とも話しをしていますが、景気悪化と言いながらも、健康管理と危機管理は必要ですので、当社ノウハウを活用頂いて新しいソリューションを提供して頂ければと願うばかりです。

折角の練習の機会 ~新型インフルエンザ~

Posted by ENNA on 2009 年 5 月 5 日

運良くH1N1型で発生してくれた新型インフルエンザですが・・・

これが運悪くH5N1型で発生していたら、まぁ、発生への対応がずさんだったこと・・・というしかないのでしょうね。

そういう意味では、本当に、運良く、良い勉強の機会になっていると思います。

それに加えて、北半球はこれから夏ですので、これも運良く高温・多湿な気候によってインフルエンザの拡大を抑えることができるかもしれません。

しかし、それは、南半球が冬となるため、その期間に変異して再上陸するまでのインターバルでしかありません。

加えて、本命のH5N1型の活動が見えていませんので、今後、運が悪ければ、今回の新型インフルエンザの第2波に加えて、鳥インフルエンザという可能性もあるわけです。

順当にいくならば・・・

1.今回のH1N1型のインフルエンザは、ソ連型、香港型に続くメキシコ型で定着?

しかし、季節によらない可能性と、50代以上での発症が少ない点は今後も課題として残るのでしょう。

2.秋ごろ、平均気温が20度程度(4月のメキシコ)から、気温が下がる冬にかけて第2波登場。

中国・東南アジアで今の新型インフルエンザが蔓延していれば、きっと変異型としての再登場になる可能性が強く残りますから、まずは途上国での新型インフルエンザの発症をできるだけ抑える必要があるかもしれません。

まぁ、ここまでくると、企業の対応ではなく、国家レベルでの対応となりますが。

日本国内であれば、やはり新興マーケットと認識しているエリアの発症状況及び経済的ダメージと、あとは第2波がどのような形でくるのかという点について準備する必要があるのでしょう。

「弱毒性」だから大丈夫に対する大いなる疑問

Posted by ENNA on 2009 年 5 月 1 日

新型インフルエンザ対策の進展を見ていると、先進国の国家防衛的発想や、グローバル企業の対応には目を見張るものがあるものの、海外展開をしている日本企業では、まだまだマスクの配布にとどまっているところが多いのが現実です。

ここにきて、豚インフルエンザは弱毒性です。という論調が増えてきたのですが、弱毒性ということは季節性インフルエンザと同じでどこにでもあるもの。という認識が広まりつつあります。

そうです、毎年、日本で1万人以上の死者を出し、米国では3万5千人以上が亡くなる季節性のインフルエンザです

それが、季節を問わずに発生するリスクに直面しているのが現在の姿です。

おまけに、人間は免疫を持っていないので、誰でも感染する病気として周囲をふわふわと漂っているわけです。

これのどこが大丈夫なのか・・・というのが正直な感想です。

死なないから。

それは確率論であって、現在の日本ではインフルエンザワクチンの開発により、インフルエンザ発症者を出来る限り減らす努力をして、冬の3ヶ月間で1万人以上が肺炎等で亡くなっている状況なのですね。

同じ計算でいけば、3ヶ月で1万人ですから、1年で4万人。かなり強引な計算ですが・・・

交通事故による死者が1万人を切り、自殺が約3万人。それを合算した人数の被害が発生する可能性のある病気にご対面しているとも考えられます。

適切な治療を受ければ、死ぬことはありません。

これも、ある意味正しく、ある意味間違いです。インフルエンザは、呼吸器の疾患を生みますので、人工呼吸器がなければ重症化をさけられないということもあります。

タミフルやリレンザを使っている間、病院であれば、人工呼吸器をつけたままにして呼吸を助けるわけです。

では、じわじわと広がって、患者が増えて、病床が満杯になったら?

薬はもらえたけど、人工呼吸器は不足しているから、安静にしていて下さいと言われたら?

なので、感染予防が重要であり、社内や学内での集団感染を避けるための取り組みが必要になるわけです。

タミフルの備蓄に関しても、放出先の優先順位があるくらいですから、もっと備蓄数というか準備数が少ない人工呼吸器であれば尚更のこと・・・。パンデミックの恐さは、病原菌の強さではなく、同時多発型の発症にあります。

もっと切実に捉える時期に来ているのかもしれませんね。

あと、季節性のインフルエンザと同じなので、38℃~40℃の熱がでますが・・・なんてニュースでは言っていますけど、38℃の熱が出たときのダルさ、39℃を超えたときの辛さは並大抵ではありません。まして40℃を超えれば、脳や生殖器に障害が出る恐れが残ります。

そういうわけで、なんとしても予防措置は実践していかなければならないのです。自分と自分の家族のために。